次期駐日大使人事に注目集まる ミネタ、ゴア氏らが浮上
【ワシントン10日共同】来年1月のオバマ米政権発足を機に、
新たに任命される駐日大使の人事に早くも注目が集まり、
日系のノーマン・ミネタ前運輸長官(76)やゴア前副大統領(60)らの名が取りざたされている。
外交経験が浅く、日本との直接のパイプを持たないオバマ氏にとって、
対日政策に深く関与する「要」の役割が期待されるためだ。
現在のシーファー大使はブッシュ大統領の盟友で、現政権とともに退任するのが確実。
日米事情に詳しい米側関係者が本命視するのが日系人として初めて米閣僚となったミネタ氏。
下院議員などを務めた後、クリントン政権で商務長官、ブッシュ政権で運輸長官を歴任。
党派を超えた結束を打ち出すオバマ氏の主張にもかなう。
安全保障政策を重視するなら知日派でクリントン政権の国防次官補だった
ジョゼフ・ナイ・ハーバード大名誉教授(71)も有力。
2008/11/10 15:53 【共同通信】