公取委が会見 グーグルを独占禁止法違反疑いで審査開始へ

10月23日

公正取引委員会は、インターネット検索最大手の「グーグル」が、自社のアプリストアの使用許諾をめぐり、スマートフォンのメーカーの事業を不当に制限していた疑いがあるなどとして独占禁止法違反容疑での審査を始めたことを明らかにしました。

公正取引委員会によりますと、インターネット検索最大手の「グーグル」は、国内で販売されるスマートフォンのメーカーに対して、「ＧｏｏｇｌｅＰｌａｙ」というアプリストアの使用許諾を与える際、「ＧｏｏｇｌｅＣｈｒｏｍｅ」という自社の検索アプリなどをあわせて搭載させ、端末画面で指定の位置に配置することなどを求めていた疑いがあるということです。
また、競合他社の検索アプリを搭載しないことを条件に、検索と連動する広告サービスで得た収益を分配していた疑いがあるということです。
公正取引委員会は、こうした取り引きでグーグルが競合他社を排除し、取引先の事業を不当に制限するなど、独占禁止法に違反した疑いがあるとして、審査を開始したということです。
「ＧＡＦＡ」などと呼ばれるアメリカの巨大ＩＴ企業をめぐっては、アメリカやヨーロッパの当局などが、「市場の独占で自由な競争を妨げている」などとして規制強化に乗り出しているほか、日本の公正取引委員会も日本法人への立ち入り検査や市場の実態調査を行うなど、監視を強めています。
公正取引委員会は「生成ＡＩの発展に伴い、対話型検索サービスが登場するなど、競争が新たな局面に入るなか、公正で自由な競争が阻害されないよう審査を行いたい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20231023/1000098455.html

千葉県警の警察官（36）を逮捕　他人名義のクレジットカードで雑貨を購入か

2023年10月23日(月)

千葉県警の警察官が他人名義のクレジットカードを使って、商品をだまし取ったとして逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、千葉県警・市原署の地域課の巡査・浅岡高志容疑者（36）です。

警察によりますと、浅岡容疑者は今年5月、千葉県内の雑貨店で他人名義のクレジットカードを使って、フェイスタオルとマスクをだまし取った疑いがもたれています。

クレジットカードは市原市に住む75歳の女性のもので、今年9月、カード会社から「女性名義のクレジットカードに不正利用が認められる」と警察に連絡があり、事件が発覚しました。

取り調べに対し、浅岡容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、浅岡容疑者がクレジットカードを入手した経緯などを捜査しています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/794270?display=1

陸自釧路駐屯地２０代隊員 覚醒剤所持容疑で逮捕され懲戒免職

10月23日　

陸上自衛隊釧路駐屯地に勤務する２０代の隊員が、ことし８月、覚醒剤を所持していた容疑で逮捕されたとして、２３日付けで懲戒免職となりました。

２３日付けで懲戒免職の処分を受けたのは、陸上自衛隊釧路駐屯地の第２７普通科連隊に所属する２０代の男性陸士長です。
陸上自衛隊によりますと、この陸士長はことし８月、東京都内で覚醒剤を所持していた容疑で警察に逮捕されました。
陸士長はことし７月１９日から、無断で勤務を休み、自衛隊が行方を捜していたところ、警察から逮捕の連絡が入ったということです。
第２７普通科連隊長の及川隆顕一等陸佐は「このような事案を起こさぬよう今まで以上に指導を徹底し、再発防止を図ります」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20231023/7000061883.html

福岡教育大の52歳教授 覚醒剤使用の疑いで逮捕 研究室も捜索

2023年10月23日

福岡県宗像市にある福岡教育大学の52歳の教授が、覚醒剤を使用したとして、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、宗像市にある国立大学、福岡教育大学教育学部の教授、坂井孝次容疑者（52）です。

九州厚生局麻薬取締部によりますと、今月12日から22日までの間に覚醒剤を使用したとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。

坂井教授が覚醒剤を所持しているという情報提供があり、22日、自宅を捜索して、家にいた教授の尿検査をしたところ、直近の10日間以内に覚醒剤を使用したことを示す陽性反応が出たことなどから、逮捕したということです。

麻薬取締部は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。

麻薬取締部は、教授のスマートフォンなどを押収するとともに、23日、大学の研究室を捜索し、覚醒剤の入手先などについて調べることにしています。

大学によりますと、坂井教授は書道を専門に学生の指導にあたっているということです。

福岡教育大学は「教員養成大学でこのような事案が起きたことに大きな衝撃を受け、深刻に受け止めています。捜査に全面的に協力するとともに、規程にのっとり厳正に対処していきます」などとするコメントを発表しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231023/amp/k10014234651000.html

布製バッグに染み込ませ、覚醒剤密輸　容疑で米国人の女告発―東京税関

2023年10月23日

水に溶かした覚醒剤を布製バッグの中綿に染み込ませて密輸しようとしたとして、東京税関は２３日までに、関税法違反（禁制品輸入未遂）容疑で、米国籍の無職アギラール・ジェニファー容疑者（２７）＝住所不定＝を東京地検に告発した。税関は認否を明らかにしていない。

マジックマッシュルームを密輸容疑　化粧品販売会社代表を告発―東京税関

告発容疑は８月、中米のグアテマラから航空貨物で少なくとも覚醒剤１キロ（末端価格約６４００万円相当）を密輸しようとした疑い。
　税関によると、覚醒剤は鑑定中のものを含めると計約２キロに上るとみられる。水に溶かした液体を布製バッグ２０袋の中綿に染みこませてあったという。
　バッグは発送先の東京都渋谷区の民泊で、アギラール容疑者が受け取る予定だった。グアテマラからの個人宛て輸入貨物が珍しいことなどから、税関職員が検査して発覚。警視庁が覚醒剤取締法違反容疑などで逮捕していた。
　今年１～６月の東京税関の覚醒剤摘発件数は前年同期比約２．２倍の１４６件、押収量も同約３倍の４３１キロと急増している。
　税関担当者は「新型コロナの収束に伴い、観光客を装って民泊先で違法薬物を受け取る動きが今後、増えるかもしれない」と警戒を強めている。

https://www.jiji.com/amp/article?k=2023102300461&g=soc

暴力団組員ら２人 東信地方で１７人に覚醒剤密売か

10月19日　

麻薬特例法違反の罪で起訴されている佐久市の暴力団組員と、覚醒剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた、長和町の男が関与した事件について、警察は、２人が去年１０月から１１月にかけて、東信地方で、合わせて１７人に覚醒剤を密売していた疑いがあると発表しました。

佐久市の指定暴力団稲川会系の暴力団員、木元貴行被告（４５）と長和町の高原詔一受刑者（５１）は去年１０月から１１月にかけて、上田市や佐久市などの商業施設などの駐車場で、合わせて１７人に対して覚醒剤を密売した疑いが持たれています。
警察によりますと、２人は、駐車場に止めた車の窓越しに、数分の間のうちに相手と売買を行い、７０回以上にわたって合わせて、およそ２５グラムの覚醒剤を販売し、およそ１７０万円を売り上げていたということです。
一連の事件に関連して、木元被告は、覚醒剤取締法違反と麻薬特例法違反の疑いで４回逮捕され、覚醒剤を、なりわいとして売り渡したとして麻薬特例法違反の罪に問われ、来週から裁判員裁判が始まる予定です。
高原受刑者は、覚醒剤取締法違反の罪ですでに実刑判決を受けています。
このほか警察は、ことし６月までに、２人から覚醒剤を購入したなどとして３０代から５０代の男女１７人も検挙していて、捜査に一定の見通しが立ったとして、１９日発表しました。
警察は、覚醒剤を購入した人がほかにもいるとみて、引き続き捜査しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20231019/1010028494.html