サウジ電力調達会社、日本の丸紅と2つの電力購入契約に調印
21 May 2024 05:05:54 GMT9
東京:サウジアラビアの電力調達会社は火曜日、東京で日本の丸紅が率いるコンソーシアムと2件の電力購入契約に調印した。
これらの契約は、エネルギー省が監督するサウジアラビアの国家再生可能エネルギー・プログラムの第4フェーズの一環である。
調印式にはサウジアラビアのエネルギー大臣の、アブドルアジーズ・ビン・サルマン・アル・サウード王子、日本の齋藤健経済産業大臣が出席した。
協定は、容量600MWのアル・ガット風力発電プロジェクトと容量500MWのワアド・アル・シャマル風力発電プロジェクトに関するものである。これらの協定は、火曜日に日本で開催されたサウジ・日本ビジョン2030ビジネスフォーラムの中で署名された。
この機会に、サウジアラビアのエネルギー大臣アブドルアジーズ・ビン・サルマン・アル・サウード王子は、エネルギー省が分野におけるサウジ・ビジョン2030の目標を達成するのを後押しする、サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウード国王とエネルギー最高委員会委員長のムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウード皇太子の支援に感謝の意を表明した。
アブドルアジーズ王子は 「Al-Ghatプロジェクトが、風力エネルギーによる発電コストの世界最低記録を更新したことを発表できることを嬉しく思います。1キロワット時あたり1.56558米ドルセント、1キロワット時あたり5.87094ハララに相当します。Waad Al-Shamalプロジェクトは、1キロワット時あたり1.70187米セントで、1キロワット時あたり6.38201ハララに相当し、この分野で世界第2位の記録を達成しました」と述べた。
両プロジェクトで生産される年間エネルギーは、25万7000戸の住宅に相当し、王国のエネルギー効率向上において、これらのプロジェクトが大きな成功を収めていることを示している。
これらのプロジェクトは、王国全域で利用可能な再生可能エネルギー源を活用することで、電力生産部門で使用される液体燃料の代替を進め、発電のための最適なエネルギーミックスを達成することを目的とする国家再生可能エネルギープログラムの目的の一部であり、2030年までに再生可能エネルギー源がミックスの約50%を占めることが期待されると述べた。
https://www.arabnews.jp/article/business/article_119772/