【SPIEF本会議・プーチン大統領】発言要旨
2024年6月7日
世界の国々の間で自国の主権強化をめぐる正真正銘の競争が見受けられる。
あらゆる障害や違法な制裁にもかかわらず、ロシアは国際貿易の主要参加国の1つであり続けている。
アジア諸国との貿易の伸びは60%となった。
ロシアはユーラシア経済連合との貿易において全参加者の利益のバランスを確保している。
BRICS(ブリックス)には新メンバーが加わる大きなポテンシャルがある。
ロシアは経済の規模ですでに日本とドイツを追い抜いた。
北極海航路は「世界の大動脈」であり、その輸送量は将来的に年間 1 億 5000 万トンを超える可能性がある。
ロシアは技術革新への準備とそれに対する受容性が高い水準にあることを証明した。
https://sputniknews.jp/20240607/spief-18584358.html
【SPIEF本会議・プーチン大統領】ウクライナについて
ロシアはウクライナで勝利を達成する。
ウクライナの執行機関は正当性を失った。
ウクライナの政権は簒奪されているが、ロシアは交渉相手を探す用意がある。
ロシアとウクライナが行う可能性のある交渉は、「現地の現実」に基づいて実施されなくてはならない。
ロシア当局の軍事的決定は状況の分析に基づいており、「疑う余地はなく、原則的にあり得ない」。
2024年に入ってからロシア軍は47の集落と880平方キロを解放した。
ロシアには、それを使ってロシアを攻撃しているウクライナへの兵器供与に対して同じように対応する権利がある。
ロシアは核実験を行うことができるが、その必要性は今はない。
ロシアの戦術核兵器は「米国が広島と長崎に対して使用した爆弾よりも3~4倍強力」である。
ロシア人の気質があれば、ロシアが勝つために核兵器は必要ない。
https://sputniknews.jp/20240608/spief-18585575.html