G7、露凍結資産の運用益でウクライナに融資提供へ
2024年6月15日
G7諸国は、凍結されているロシア資産の運用収益を用いて年内にウクライナへ約500億ドル(約7兆8000億円)を融資すると正式に約束した。イタリア南部プーリア州で開かれているG7サミットの最終声明案で述べられている。スプートニクが声明案を入手した。
またG7各首脳らは、ウクライナが被ったとする損害に対して4860億ドルを支払うようロシアに要求している。
G7はまた、エネルギーやその他の商品からロシアが得る収入に「強い圧力をかけ続けていく」ことも約束している。
プーチン大統領は14日、ロシア外務省で演説し、欧米によるロシア資産窃盗の試みについて、「盗みは(いかなる言い訳をつけても)盗みには変わりない」と述べ、欧米によるロシア資産の窃盗は必ず罰せられるとし、ロシアの国家資産を窃盗することで西側は自ら創設したシステムの破壊にさらに一歩近づいていると述べた。
https://sputniknews.jp/20240615/g7-18635601.html