【EEFプーチン氏登壇】ウクライナ情勢について
2024年9月5日
ロシアのプーチン大統領は5日、ウラジオストクで開催されている東方経済フォーラム(EEF)2024で登壇した。
ウクライナはクルスク州攻撃でパニックを起こそうとしたが、むしろ露社会の結束は強まった。
クルスク州攻撃以降、志願兵の数が急増した。
ウクライナのテロ行為で苦しむ人々のことを考えなければならない。ロシア軍の神聖な責務は、敵を領土から追いやり、国民を守ることだ。
ロシアはウクライナとの対話を拒否したことはない。
西側はロシアを跪かせて、バラバラにしようとしたが、成功しなかった。
ウクライナのエリート層は自国民のことを考えていない。彼らの家族は外国に住んでおり、自分たちもいざとなれば飛行機に乗ればいいからだ。
ウクライナは、最後のウクライナ人になるまで戦いつづけようとしている。
ウクライナは徴兵年齢を下げなくてはいけなくなるだろうが、これで問題解決にはならない。
https://sputniknews.jp/20240905/eef-19046339.html
【EEFプーチン氏登壇】脱ドル化について
2024年9月5日
東方経済フォーラム2024(EEF2024)は9月3~6日、ウラジオストクの極東連邦大学で開催。今年のメインテーマは「極東2030・力を合わせて可能性を創出しよう」で、76の国と地域から6000人以上が参加する。
ロシアは「脱ドル化政策」を推進しているのではない。ロシアがドル決済を拒否したのではなく、向こうがロシアを拒否したから、我々は別の可能性を探すほかなくなったのだ。
米国はドルサービスから排除すれば、ロシアは崩壊するだろうと思ったのだろうが、我々は自国通貨に切り替えるだけだ。
西側は愚かでプロフェッショナルではない行動によって、自ら脱ドル化を招いている。
ドルの拒否は政治情勢とは関係ない、自然のプロセスだ。
米国は第二次世界大戦の結果を利用して、統一通貨をつくった。
ロシアとBRICS諸国との自国通貨決済は60%に到達しようとしている。
https://sputniknews.jp/20240905/eef-19045730.html
【EEFプーチン氏登壇】極東発展の成功の指標は「人口増」
2024年9月5日
ロシアのプーチン大統領も参加した東方経済フォーラム(EEF)2024の本会議が、先ほど終了した。大統領は終盤で、司会者に極東発展の成功の指標を聞かれると「人口増だ」と答えた。
「出生率が上がるよう、また特に若い人々がこの素晴らしく、光り輝く、展望のある地域を訪れ、人生と地域を関連付けたいと思えるよう、今日話したたくさんの条件をつくらなくてはならない」
露極東の現在の人口は約786万人。合計特殊出生率は1.6(2022年)と、露全国平均の1.416(同)よりは多いが、人口減少が続いている。
人口を維持するには出生率を2.07以上に保つ必要があるとされる。日本では2023年の出生率が1.20と過去最低を更新している。
https://sputniknews.jp/20240905/eef-19047250.html