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こちらの、記事から転載です

https://indeep.jp/who-is-to-blame-for-this-genocide/

 

このジェノサイドの責任はどこに、そして誰にあるか

投稿日:2024年9月7日

 

4年前、一番悲しかったのは「人々が従った」こと

今回の記事のタイトルは、約 3年前の以下の記事のタイトルをそのまま転用したものです。

(記事)この第三次世界大戦の責任はどこに、そして誰にあるか
In Deep 2021年11月23日

実は、今回の記事でご紹介させていただこうと思っていますのは、こういうこととは関係ないことで、「世界経済フォーラムがついにコロナの真実を語る」というような海外のサブスタック記事です。記事全体として、やや問題のある部分も多いのですが、ただ、「ミルグラム実験」という 1961年の有名な実験を引用していまして、それでご紹介させていただこうと思いました。

その記事は最後にご紹介させていただくとして、2020年の…日本だと 3月でしたっけね。緊急事態宣言という名の事実上の準ロックダウンが始まったのは。

私はその最初の最初から、「あまりにも論拠に則っていない、それらのすべての政策や指示」に対して、かなり憤っていました。以下はその年の 5月の記事ですが、こんなのばっかり書いてました。特にマスクと社会的距離は、まさに「笑止千万」以外のなにものでもありませんでした(他も全部ですが)。

(記事)ロックダウンのこの虐殺ぶりを見よ。さらに「ソーシャルディスタンスは自殺率を著しく上昇させる」ことが米医師会の論文で警告されていた。すべてが人を死に向かわせる「人を機械に見立てる政府対策」
In Deep 2020年5月12日

同時に、当時の、まあ今もそうですが、「医学の感染症対策の見識って、こんなオカルトレベルで止まっているんだ」ということも知ります。

マスク、社会的距離、あるいは黙食とか三密の回避とか(苦笑)、外出や旅行の自粛や、そのうち何だかよくわからないですけど、「夜間の飲食店の禁止」とか、そのすべてにおいて、

「ここまで 科学を無視できるわけか」

と驚嘆した次第ですが、しかし、世の中を風景を見ていて、私がとても残念だったのは、

「ほとんどの人たちがそれに従っていった」

ことでした。

「あーなるほど…」と思い、それからは特に怒りも何もなくなり、無感情に街の風景を苦笑まじりで見ていたのですけれど、その光景が「社会に連鎖的に広がっていく」中で、当時は同調的圧力とか言われていましたけれど、とにかく相互に「圧」がかかっていく。

そうなると、わりとあっという間に、「一般の人たちが一般の人たちを抑止、監視する社会」が完成してしまうのですね。

これは当時は、日本に特化した話ではなく、たとえばアメリカなどでもストレートにひどかったようで、以下の記事では、作家のナオミ・ウルフ博士が受けたさまざまなひどい体験の文章を翻訳しています。ウルフ博士の「失われた小さな町」という文章を翻訳したものです。

(記事)「私はあなたを許します」
In Deep 2022年11月11日

当時、市民の「規律」を統制していたのは、体制でも警察でもなく、「市民」でした。市民自らが、この抑圧を率先して遵守し、そして「周囲に強制する」社会ができあがっていました。

その後、ワクチン展開の際の日本もすごいものでした。

鼓舞したのはメディアや医学者たちだったかもしれないですが、それがただちに「市民ひとりひとりの規範となる」という図式。

私自身は、周囲の人間関係があまりない人でしたので、コロナ対策といわれたすべてにおいて、いっさい関わらずにいられましたが、普通の人たちには、社会があり組織があり、人付き合いがある。

その中でのマスクやワクチンへの「圧」はすさまじいものだったようにも思います。

ワクチンの場合でも、「主要な番人は市民」でした。

その頃、たまに引用させていただいた文章に、戦前の映画監督だった伊丹万作さんが終戦の翌年に寄稿した文章があります。

先ほどリンクしました記事「この第三次世界大戦の責任はどこに…」でも引用しています。

 

『戦争責任者の問題』(1946年)より

少なくとも戦争の期間をつうじて、だれが一番直接に、そして連続的に我々を圧迫しつづけたか、苦しめつづけたかということを考えるとき、だれの記憶にも直ぐ蘇ってくるのは、直ぐ近所の小商人の顔であり、隣組長や町会長の顔であり、あるいは郊外の百姓の顔であり、あるいは区役所や郵便局や交通機関や配給機関などの小役人や雇員や労働者であり、あるいは学校の先生であり、といったように、我々が日常的な生活を営む上において、いやでも接触しなければならない、あらゆる身近な人々であったということはいったい何を意味するのであろうか。

いうまでもなく、これは無計画な癲狂戦争の必然の結果として、国民同士が相互に苦しめ合うことなしには生きて行けない状態に追い込まれてしまったためにほかならぬのである。

そして、もしも諸君がこの見解の正しさを承認するならば、同じ戦争の間、ほとんど全部の国民が相互にだまし合わなければ生きて行けなかった事実をも、等しく承認されるにちがいないと思う。

しかし、それにもかかわらず、諸君は、依然として自分だけは人をだまさなかったと信じているのではないかと思う。

戦争責任者の問題

先ほどの記事ではさらに長く抜粋しています。

今回ご紹介する海外のサブスタック記事では、計画の頂点の組織としての世界経済フォーラムを非難しているのですが、すぐにその手先となって働いたのは誰か? と、ふと思ってしまったのですね。

自覚のないままレギオンになっていったのは誰か?

その海外のサブスタック記事をご紹介します。

なお、作者の方は、「世界経済フォーラムはパンデミック発生から 5年後の今、このことを発表したのだ」というようなことを書かれていますが、世界経済フォーラムの該当ページの日付けは 2022年9月14日となっており、今から 3年前にはアップされていたものです。

ミルグラム実験については、記事の中でも簡単に説明されていますが、記事の後に少し補足させていただきます。