辺野古新基地、本格工事始まる　代執行後で初

2024年8月20日

米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古への移設をめぐり、沖縄防衛局は20日、軟弱地盤のある大浦湾側の護岸整備に着手した。本格的な工事が始まるのは代執行による計画変更の承認後で初めて。

日本の各メディアによると、これまでは杭の試し打ちやサンゴの移植作業を行っていた。一方でこの日は作業船で金属製の杭が埋め込まれた。

移設に反対する沖縄県は国との協議が調うまで着手しないよう求めてきたが、裁判所に工事を認められた国は協議を打ち切り準備を進めていた。

辺野古移設をめぐっては昨年9月、工事計画変更を承認するよう国が求めた「是正指示」は違法だとして県が起こした裁判で、県側の敗訴が最高裁で確定。それでも玉城デニー知事は許可しなかったため、国は「代執行」で変更を承認。1月には一部工事が始まっていた。

https://sputniknews.jp/20240820/18989802.html

ケネディ氏要職起用を検討　トランプ氏、選挙戦支持で

【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は20日、無所属候補の弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏が選挙戦から撤退してトランプ氏を支持すれば、トランプ政権が誕生した場合にケネディ氏を要職で起用することを検討すると述べた。遊説先の中西部ミシガン州でCNNテレビのインタビューに答えた。

これに先立ち公開されたポッドキャスト番組で、ケネディ氏の副大統領候補の弁護士シャナハン氏は、ケネディ氏がトランプ氏と手を組むことを検討していると表明した。ケネディ氏が退けば、同氏支持層の動向が選挙結果を左右する可能性がある。

2024年08月21日

https://www.47news.jp/11366079.html

日印「安保宣言」改定へ＝２プラス２で合意

21 Aug 2024 02:08:32 GMT9

日本、インド両政府は２０日、外務・防衛閣僚会合（２プラス２）をニューデリーで開いた。軍備増強を進める中国を念頭に連携強化に向けて議論。２００８年に署名した「安全保障協力に関する共同宣言」を改定することで合意した。年内の改定を目指す方針だ。

共同宣言は両国の外交・防衛協力の指針となる文書で、当局間の交流や海上の安全確保などが盛り込まれている。改定は安保環境の変化を受けたもので、宇宙・サイバーなど新領域での協力を加えることを検討している。　

会合では「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた協力を確認。中国の覇権主義的な動きを踏まえ、力による一方的な現状変更の試みに反対することで一致し、こうした内容を盛り込んだ共同声明を採択した。声明には自衛隊とインド軍による共同訓練の継続や防衛装備品・技術移転の拡大なども明記した。

日本側から上川陽子外相と木原稔防衛相、インド側からジャイシャンカル外相とシン国防相が出席。日印の２プラス２は２２年９月以来で３回目。会合に先立ち、日印外相による戦略対話も行った。

https://www.arabnews.jp/article/japan/article_127187/