エムポックス、政府がコンゴにワクチンと注射針を供与へ…国内の感染者は今年15人
2024/08/15 18:39
エムポックスがアフリカ中部で広がっていることを受け、武見厚生労働相は15日の閣議後記者会見で、感染が急拡大しているコンゴ民主共和国に対し、日本で製造したワクチンや接種針を供与する考えを明らかにした。
武見氏は「コンゴでの流行を抑えることで、世界各国に感染を拡大させないことにも寄与したい」と説明。世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言を受け、「関係省庁間の情報共有や国内での検査態勢を確認し、対応に万全を期す」と述べた。
国内では、感染者が初めて報告された2022年7月以降、今月9日までに248人の感染が確認された。このうち24年の感染者は15人となっている。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240815-OYT1T50179/