ロシアはヒトラーやナポレオンを倒した国、勝ちにこだわるな＝トランプ氏

2024年9月25日

米国は依然としてウクライナ紛争の勝利にこだわっているが、いくら武器供与を続けてもロシアの進軍は止まらない。

共和党のトランプ大統領候補はジョージア州での集会で次のように語った。

「バイデンは『勝つまで手を引かない』と言っている。相手が勝ったらどうなるのか。そうなりつつある。相手は進軍している。先日、ある人がこういった。『相手はヒトラーやナポレオンを打ち破ったのだ』と」

さらに、バイデン大統領とハリス副大統領が米国をウクライナ紛争に引きずり込み、そこから抜け出せずにいると付け加えた。

「我々は勝つ、と言っているのを見たことがある。我々はこの戦争から抜け出せない。私が大統領になり、交渉を開始し、これを達成し、脱出する」

ロシア軍はドネツク人民共和国で進軍を続けている。先にウクライナ側が管理する交通の要衝ウグレダル市を包囲、ゼレンスキー体制からの解放は間近となっている。

人員不足にあるウクライナ軍はロシア連邦クルスク州への侵略作戦に精鋭部隊を投じたことが裏目に出て、各方面で劣勢に立たされている。

https://sputniknews.jp/20240925/19125857.html

米軍の最新レーザー兵器搭載艦　日本・横須賀に向け出港

2024年9月25日

最新レーザー兵器を備えた米軍のミサイル駆逐艦「プレブル」が、日本の在日米軍横須賀基地に向け米西部サンディエゴ港を出発した。25日、日経アジアが伝えた。

同紙によると、「プレブル」はアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦73隻のなかでは唯一、ドローンやミサイルが撃墜可能な最新の高エネルギーレーザー兵器を搭載している。22日には日本に向け出港した模様。

これまでの米軍の発表によると、「プレブル」は横須賀基地所属の駆逐艦「ベンフォールド」が本国に帰還するのに伴い、交代する形で配備される。

米国は中国をにらみ、「インド太平洋地域に最も強力なユニットを配備する」との防衛戦略ガイドラインを策定しており、今回の最新レーザー兵器搭載の「プレブル」が日本に送られたのもその一環とみられる。

米軍は配備について「日本の防衛とインド太平洋地域の安全保障に対する米国のコミットメントを支える」としている。

https://sputniknews.jp/20240925/19131389.html

ロシア連邦安全保障会議の核抑止に関する会合でのプーチン大統領の演説要旨

2024年9月26日

ロシアによる核兵器の使用条件を明確にするための一連の修正を核ドクトリンに加えることが提案されている。

核保有国が参加する非核保有国による侵略は、ロシアに対する共同攻撃とみなされることが提案されている。

ミサイルや無人航空機の集中的な発射及びそれらの国境越えに関する信頼できる情報を得た後、ロシアは核兵器の使用を検討する可能性がある。

ロシアは「ベラルーシ・ロシア連合国家」の一国として、ベラルーシが侵略された場合には核兵器を使用する権利を留保する。

ロシアは常に核戦力の使用に対して最高レベルの責任をもって取り組んできた。これは国の主権を守るための極端な措置である。

核のトライアド（3本柱）は国家と国民の安全を最も保障する。

https://sputniknews.jp/20240926/19134608.html