https://indeep.jp/weather-manipulation-trap/
こちらより一部転載させて頂きます。
気象操作というトラップ
投稿日:2024年10月9日
(省略)
気象コントロールの歴史
気象操作があるかないかといえば、それは確実にあります。
これについて初めてふれたのは、今から 10年以上前の記事ですが、今から約 50年前の 1975年に行われたジュネーブ軍縮会議の話から始まります。
以下は、その際の新聞の見出しです。
オーストラリアの1975年8月23日の新聞より
Trove
以下のようなことが書かれています。
米国とソ連の気象戦争を禁止する計画
米国とソビエト連邦は、昨日の 30カ国によるジュネーブ軍縮会議において、戦争の武器としての人工津波や人工地震などのような違法な手段による脅威に関しての条約案を発表した。
今回の条約で禁止される人工津波や地震以外の技術としては、氷冠を融解させることや川の方向を変えることによって沿岸諸国に洪水を発生させることが含まれる。さらに、意図的に致死量の紫外線を人々に曝露させるために上層大気中のオゾン層を破壊する技術が含まれている。
あるいは、1976年の「環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約」という異常に長い名称の条約では、以下のように、禁止事項として、
「津波、地震、台風の進路変更等を人工的に引き起こして軍事的に利用すること」
が含まれています。
環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約
環境改変技術の(以下略)は…1978年10月5日に発効した環境保全と軍縮に関する条約。
…「現在あるいは将来開発される技術により自然界の諸現象を故意に変更し(例えば地震や津波を人工的に起したり台風やハリケーンの方向を変える)、これを軍事的敵対的に利用すること」の禁止を目的とする環境保全と軍縮に関する条約。
具体的には「津波、地震、台風の進路変更等を人工的に引き起こして軍事的に利用すること」を禁止する内容となっており、条約を遵守する締約国のとるべき措置や、違反の際の苦情申し立ての手続きを規定する。
ただし、罰則規定はない。また、有効期間は無期限と規定されている。
この頃には、各国の「はったり」で言っていた部分もあるかと思いますが、それでも、この条約以前に、アメリカでは気象コントロールは研究されていました。2015年の英ガーディアン紙に、CIA などが関係した 1960年代からの気象操作についての報道をこちらの記事の後半で翻訳しています。
そして、その後、本格的にアメリカやロシア、中国などの大国が気象に介入するポイントになっていったのが、
「上層大気」
でした。
一般的に電離層(以下の図)と言われる領域ですが、ここへの介入を非常に積極的に行っています。
これについては、以下の記事など何度か記していますが、どれも正式に各国から発表されているものです(正確な目的は発表されていませんが、長距離無線信号の妨害と考えられています)。
(記事)誰もが「電離層への介入」を目指している : 米国、中国に続きロシアまでも高層大気への介入による地球環境コントロール戦争に参入。その行く末は… In Deep 2018年12月21日
この「電離層への介入」というのは、いろいろな「副作用」も考えられるもので、あまり良いことだとは思わないのですが、そのあたりは複雑となりますので、先に進みます。
あと、中国は、将来的な水不足に対処するために「世界最大規模の降雨実験」を続けています。こちらの記事などにあります。
その人工降雨システム装置の面積は、何と「スペイン全土面積の 3倍」だそうです。
近年の中国が頻繁に、とんでもない豪雨と洪水に見舞われているのは、この影響もあるのではないかという気もしないでもないです。今年だけでも中国の洪水による経済的被害は、日本円で 2兆円規模になっています。
ともかく、こんなように、気象のコントロールというのは「大国の夢」であり、それは確かに存在しているのですけれど、ただ私自身は、そんなに簡単に気象を「完全に完ぺきに」掌握することなんてできるわけもないとは思っていますが、それでも、
「不完全な形ではあっても、存在はする」
ことは確かです。
現段階で確実にできることは、雨を降らせたり、あるいは降らせなかったりすることや、巨大な津波の発生(これはロシアのポセイドンのような核兵器でできます)くらいかもしれないですが。
今回の話と関係する「ハリケーンや台風の進路を変更する」ということに関しては、先ほどの 1978年の軍縮協約の中に表現は出てきてはいるのですが、私は「人工的に完全にはできない」と確信していますが、しかし、もしかすると、できるのかもしれません。しかし、それはどちらでもいいのです。
「気象の異変が人為的に起こされていると信じることが危険」だということをオフ・ガーディアンは伝えています。
ここから記事です。太字はこちらで施しています。