石破首相 説明責任なき「裏金議員」は非公認を決定
2024年10月6日, 16:07
石破茂首相は6日、衆議院選挙での「裏金議員」の党公認について、党の処分が継続しおり、政治倫理審査会での説明責任を果たしていない場合、非公認にすることを明らかにした。党本部で森山裕幹事長らと協議した後、記者団に語った。
非公認にする場合の3条件:
党から「選挙における非公認」以上の重い処分が下された。
政治倫理審査会での説明責任を果たしていない。党役職停止1年の議員が対象。
地元の理解を十分に得ていない。
公認の場合も政治資金パーティーの不記載があった議員は比例代表の重複立候補を認めない。
自民党総裁と幹事長ら党四役も比例代表に重複立候補しない。
自民党は7日までに都道府県連からの公認申請を受理し、石破首相は衆院解散の9日までに最終判断する。
石破首相はおととい、4日の時点では、「裏金議員」の党公認について「まだ何も決まっていない」と語っていた。政治改革を訴えてきた石破氏だが、総裁就任後はトーンダウンが指摘されており、選挙の実務と国民世論のジレンマに加え、様々な内外からの圧力に直面している。4日の所信表明演説では、国民の信頼回復を訴えたが、野党の激しいヤジで声がかき消されるなど、政権は波乱の幕開けとなっている。
https://sputniknews.jp/20241006/19174028.html