米国防長官が自衛隊駐屯地で日米豪の共同演習を視察
2024年12月11日
日本を訪問中のアメリカのオースティン国防長官は11日、自衛隊の駐屯地で自衛隊とアメリカ軍、それにオーストラリア軍の共同演習を視察し、3か国で連携して作戦能力の向上を図る姿勢を強調しました。
来日中のアメリカのオースティン国防長官は11日、東京都と埼玉県にまたがる陸上自衛隊の朝霞駐屯地を訪れ、今月2日から陸上自衛隊とアメリカ軍、それにオーストラリア軍が行う共同指揮所演習を視察しました。
この中でオースティン長官は隊員らに向けて「連携された形で任務を行う本来の作戦運用の姿であり、手を取り合って次のレベルに導こうとする姿を見ることができてうれしく思う」と述べ、今後も3か国が連携して作戦能力の向上を図る姿勢を強調しました。
オースティン長官は10日、石破総理大臣と会談し、日米同盟のもと自衛隊とアメリカ軍の指揮・統制の向上や、防衛装備品の技術協力の推進などに引き続き取り組むことで一致しました。
アメリカでは来月、トランプ次期政権が発足するのにともない、オースティン長官も退任することになりますが、オースティン長官としてはアメリカの政権交代後も日米の同盟関係が揺らぐことがないよう連携を確認するねらいがあるとみられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241211/k10014664791000.html
米FBI長官が辞任へ トランプ氏就任前に
2024年12月12日
【ワシントン時事】米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は11日、来年1月に辞任すると表明した。司法省が発表した。トランプ次期大統領は自らを捜査したFBIに不満を募らせ、レイ氏を更迭する計画を進めていたとされる。
レイ氏の任期は2027年までだった。トランプ氏は次期長官として「忠臣」のカシュ・パテル氏を充てる人事を既に公表している。
米メディアによると、レイ氏は11日のFBI職員との会合で、辞任の意向を表明。「FBIをさらなる混乱に巻き込むのを避けるための最善の手段だ」と説明した。
レイ氏は1期目のトランプ氏の指名を受け、17年から現職。トランプ氏がホワイトハウスから機密文書を不正に持ち出した事件、20年大統領選の敗北を覆そうとした事件でそれぞれ捜査を指揮した。二つの事件はいずれもトランプ氏の大統領選勝利後、起訴を取り下げた。
トランプ氏はSNSに「米国にとって素晴らしい日だ。レイ氏の指揮の下、FBIは米国の成功と将来を妨害するあらゆることをしてきた」と投稿した。後任となるパテル氏はトランプ政権1期目で国防総省の高官を務め、熱心な支持者の一人として知られる。トランプ氏に対する捜査を非難し、FBI本部の閉鎖などを主張してきた。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2024121200183&g=int
米大統領就任式に習主席を招待 トランプ氏、CBS報道
【ワシントン共同】米CBSテレビは11日、トランプ次期大統領が来年1月20日の就任式に中国の習近平国家主席を招待したと報じた。複数の関係者の話としている。習氏が招待に応じるかどうかは不明。
トランプ氏の政権移行チームは他の国の首脳を招待する可能性についても検討しているという。
2024年12月12日
https://www.47news.jp/11890117.html