日本、2043年の国連安保理・非常任理事国選挙に立候補へ
2024年12月3日
日本は2043年に行われる国連安全保障理事会の非常任理事国の選挙について、立候補するという。橘官房副長官が3日午前の記者会見で明らかにした。
橘官房副長官は、立候補の理由について「非常任理事国の選挙をめぐる競争環境は年々激化しており、これまで以上に前広かつ周到な準備と活動が重要だ」と説明。
その上で、日本は「さまざまな形で安保理の議論に貢献し、国際の平和と安全の維持と法の支配に基づく国際秩序の強化を目指す」と述べた。また、安保理改革の議論を含め「国連全体の機能強化にも努めていく」と語った。
国連安全保障理事会は米国、英国、フランス、中国、ロシアの常任理事国5カ国と、10カ国の非常任理事国で構成される。非常任理事国は毎年5カ国ずつが改選される。
日本は2023年1月から今年12月まで、12回目となる任期を務めている。2032年に行われる非常任理事国の選挙にもすでに立候補している。
https://sputniknews.jp/20241203/2043-19375338.html