Anonymous ID: 961590 Jan. 6, 2025, 3:37 p.m. No.22305404   🗄️.is 🔗kun

トランプ氏、議会襲撃で1000人超に恩赦か-6日議会手続きで当選確定

Zoe Tillman、Hadriana Lowenkron

2025年1月6日 15:03 JST

 

米連邦議会議事堂にドナルド・トランプ氏の支持者らが乱入した2021年1月6日の襲撃事件は発生から4年が経過し、政治的・文化的な火種に発展した。だが、次期米大統領へのダメージはほとんど残っていない。

事件の発生直後は党派を超えて非難が噴出した。しかし、トランプ氏は20年の大統領選挙結果に対する否定的見解を自身の政権1期目以降のアイデンティティーの中核に据えたほか、襲撃の深刻さを重視せず、その後の起訴を非難することが忠誠心の表れとなり、政権2期目への推進力となった。

 

ホワイトハウスへの返り咲きを2週間後に控える中、トランプ氏は忠誠心に報い、有罪判決を受けた1000人余りと訴訟中でまだ判決が下っていない数百人に対して迅速に恩赦を与える約束を果たす可能性は高い。

 

1月6日の襲撃事件を巡る恩赦に関する迅速な対応は、トランプ氏が大統領職をどのように活用して忠誠心に報い、また反対勢力を罰するのかについての方向性を定めることになるだろう。

今年1月6日に予定されている米議会での大統領選の結果を正式に承認する手続きは、米大統領警護隊(シークレットサービス)が監督する「国家特別安全保障イベント(NSSE)」に指定されている。シークレットサービスによると、議会による承認手続きがNSSEに指定されるのは初めてで、これにより連邦政府や州政府、地方自治体などの膨大なリソースを活用することができるという。

6日の承認手続きのもう一つのリスクは夜中に予想されているワシントンでの悪天候だ。ジョンソン下院議長はFOXニュースの番組「サンデー・モーニング・フューチャーズ」で、首都ワシントンは大吹雪が予想されているが、「吹雪の中であろうとなかろうと、われわれは議場で確実に(手続きを)行うつもりだ」と述べた。

首都ワシントン州兵の司令官、ジョン・C・アンドニー少将は3日、記者団に対し、議会の承認手続きに際し500人の州兵が待機すると明かした。

 

トランプ氏は1月20日の就任宣誓後の最初の対応に恩赦が含まれると述べているが、広範な恩赦に対して批判する声もある。

 

連邦検事を勤めたリズワン・クレシ氏は、1月6日の襲撃事件に関係するトランプ氏の広範な恩赦は、政治的な損失への対応に関する米国人の考え方においてあしき前例になると指摘。「完全な恩赦は起訴という抑止力を一切排除してしまうほどの影響力がある」と述べた。

また、襲撃事件を調査した下院特別委員会の一員だったシフ上院議員(民主)はNBCの番組「ミート・ザ・プレス」で、襲撃事件に関わった膨大な数の人々に対するトランプ氏による迅速な恩赦は民主主義に対して「ひどいメッセージ」を送ることになると非難した。

 

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-06/SPN075T0G1KW00

Anonymous ID: 961590 Jan. 6, 2025, 3:38 p.m. No.22305411   🗄️.is 🔗kun

日鉄、USスチール買収巡り提訴-バイデン大統領が「不当介入」

 

2025年1月6日

 

日本製鉄のUSスチール買収計画にバイデン米大統領が不当に介入したとして、両社が複数の訴訟を米裁判所に提起した。

 

日鉄とUSスチールが6日、共同で発表したところによると、両社は、バイデン大統領が自らの政治的目的を達成するために全米鉄鋼労働組合(USW)の支持を得て、法の支配を無視したと主張。同大統領が不適切な影響力を行使したことにより、対米外国投資委員会(CFIUS)は誠実な審査を実施しなかったと断じ、大統領の買収阻止命令とCFIUS審査の無効などを米裁判所に申し立てた。

また、USスチールの競争力をそぐために買収阻止に加担したとして、競合のクリーブランド・クリフスのローレンソ・ゴンカルベス最高経営責任者(CEO)とUSWのデービッド・マッコール会長を別の米裁判所に提訴した。

日鉄とUSスチールは、政治的な介入に屈することなく買収を完了させるという「変わらぬ決意」を今回の提訴は示していると説明した。

 

一方、USWのマッコール氏は「根拠のない」主張に対して強力に反論する意向だ。

この発表を受け、6日午前の米株式市場でUSスチール株価は一時5.6%上昇した。

 

関税が追い風に-トランプ氏

USスチールについてトランプ次期米大統領は6日、「かつて世界で最も偉大だった企業」であり、「先頭に立って偉大さを取り戻す」存在になれると、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。

この投稿でトランプ氏は、「関税でUSスチールははるかにもっと稼げるようになり、価値ある企業になる。そうであれば、いま身売りしたいと考えるだろうか」と問い掛け、「その全ては、すぐ実現する!」と続けた。

 

米紙ワシントン・ポスト(WP)は同日、トランプ氏側近らが重要な輸入品を対象に全ての国に適用する関税の導入を検討していると報じた。

 

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-06/SPO1QYT1UM0W00?srnd=cojp-v2

Anonymous ID: 961590 Jan. 6, 2025, 3:39 p.m. No.22305414   🗄️.is 🔗kun

 

カナダのトルドー首相が辞意表明、支持率低迷で与党が退陣迫る

 

2025年1月6日

 

カナダのトルドー首相(53)は6日、自由党の党首を辞任すると発表した。9年余り務めた首相の座を退く。トルドー氏は足元で支持率が低迷。フリーランド副首相兼財務相がトルドー氏との意見対立から昨年12月に辞任し、党内から退陣圧力が一段と強まっていた。

 

トルドー氏は新党首が選出されるまでは引き続き首相を務めると説明。その手続きが進められている間、議会は3月24日まで休会となる。

トルドー氏が正式に辞任を発表したことで後継首相の座を巡る争いが始まる。世論調査によると、野党・保守党が支持率でトップに立っており、自由党の新党首は選挙に向けて早急に党内の立て直しを図る必要がある。

 

総選挙は10月までに実施される予定だが、前倒しとなる可能性がある。主要な野党3党は内閣不信任案を支持する意向を表明しており、実際に行動に移せば政権が崩壊し、選挙戦に突入する見通しだ。

 

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-06/SPO85ZT0G1KW00