日米豪が「防衛協議体」を立ち上げ 陸自部隊は共同訓練に定期参加
2024年11月17日, 14:33
日米豪の3カ国は、安全保障分野で協力を強化するため「日米豪防衛協議体」を立ち上げることで合意した。豪北部ダーウィンで17日、日本の中谷防衛相、オースティン米国防長官、マールズ豪国防相が会談を行い、共同声明を発表した。
防衛協議体の立ち上げについて、共同声明では「平時および緊急事態における日本の自衛隊、オーストラリア国防軍、米軍の政策と作戦目標の整合を支援するため」と説明されている。
また3カ国は、相互運用性を高めるため、2025年から米豪の共同訓練に陸上自衛隊の水陸機動団を定期的に参加させることで合意した。
2023年8月、自衛隊とオーストラリア軍の相互往来をスムーズにする「円滑化協定」が発効された。武器の持ち込みなど、互いの部隊が相手国を訪れる際の入国手続きを簡素化するもので、とりわけ共同訓練のしやすさにつながっている。
https://sputniknews.jp/20241117/19322531.html