ブリンケン米国務長官が訪日、日鉄のUSスチール買収阻止が影
By David Brunnstrom, Simon Lewis, Trevor Hunnicutt, Tim Kelly
2025年1月7日午後 3:17 GMT+916時間前更新
[ワシントン/東京 7日 ロイター] - 訪日しているブリンケン米国務長官は7日、バイデン米大統領が日本製鉄(5401.T)
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によるUSスチール(X.N)
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買収の阻止を決めたことが影を落とす中、岩屋毅外相と会談した。同日中に石破茂首相とも会談する。
対米投資も冷え込む可能性があるが、アナリストによれば、中国に対する安全保障上の懸念を共有しているため、日米関係全体へのダメージは限定的なものになりそうだ。
ブリンケン氏は岩屋氏に対し、過去4年間の数多くの日本訪問が米国の米日パートナーシップ重視姿勢を示しているとした上で「それを強調するためにバイデン大統領はこの最後の訪問を実施するよう私に指示した」と説明。「両国間には2国間の問題に焦点を当てることから始まり、地域だけでなく、今ではグローバルな影響を及ぼすパートナーシップがある」と語った。
一方、日鉄は6日、USスチールの買収に不当介入があったとして、米大統領の買収禁止命令や対米外国投資委員会(CFIUS)の審査の無効を求める訴訟など複数の訴訟を提起したと発表した。USスチールと共同で提訴した。 もっと見る
https://jp.reuters.com/world/security/TZNGBP2SVBPXVJLFZAHFXZT3V4-2025-01-07/