Over half of LGBTQ+ teens in Japan have considered suicide, survey finds
調査によると、日本のLGBTQ+の10代の若者の半数以上が自殺を考えたことがある
Jun 24, 2025
最近の調査によると、日本の10代のLGBTQ+の若者の約53%が過去1年以内に自殺を考え、5人に1人が実際に自殺を試みたことがあると回答しています。これは、多くの若者が自身の性自認や性的指向について話せる場を見つけるのに苦労しているためです。
国内のLGBTQ+の取り組みを支援する非営利団体ReBitが実施した調査によると、これらの数字は、日本財団が2021年に実施した自殺意識に関する全国調査のデータと比較すると、自殺を考えたことがあるかという質問では一般の10代の3.3倍、試みたことがあるという質問では3.6倍に上りました。
今月初めにプライド月間に合わせて発表されたReBitの調査は、2月から3月にかけて、12歳から34歳までのLGBTQ+コミュニティのメンバーを対象に実施され、4,733人の有効回答が集まりました。
この調査では、10代の若者の41%が、性自認や性的指向に関する悩みを相談できる人や場所を見つけられなかったことがわかりました。調査に参加した中学生と高校生の約90%が、学校で何らかのハラスメントや困難を経験したと回答し、LGBTQ+ではないと言われたり、LGBTQ+のアイデンティティを嘲笑されたりした経験があると答えています。
さらに、回答者の64%が、そのようなハラスメントは教師によるものであり、教室で性別による不必要なグループ分けが行われるなど、教師から受けたと回答しています。
調査によると、学校でハラスメントを経験したと答えた人は、経験のない人に比べて、過去1年間に自殺未遂を起こす可能性が2.1倍高いことがわかりました。
調査結果によると、教科書に性的マイノリティに関する内容が取り上げられるなど、学校での性的マイノリティに関する教育は増加しているものの、多くのLGBTQ+の若者は、授業で性的マイノリティが適切に扱われていないと感じています。
生徒の約30%は、授業でテーマが誤って伝えられていた、または教師が差別的な描写を用いていたと感じたと回答し、約42%は情報が不十分だったと回答しました。
ReBitは、調査結果を踏まえ、LGBTQ+の若者が信頼できるサポートを受けられるよう、LGBTQ+に特化したコンサルティングサービスの拡充と、教育現場の教師や職員に対する多様性に関する研修の強化が急務であると述べています。
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